どんな人におすすめの本?
- 部下のマネジメントに悩んでいる方
- 今後マネジメントする立場に就きたいと考えている方
- 経営者を目指している方
- 起業しようと考えている方
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なぜこの本を読もうと思った?
- 将来的に起業したく、経営・マネジメントという要素の学びを得たかったから
- 現在所属する組織にも考え方や手法を取り入れられそうだったから
- 「反逆の書」というキャッチコピーに惹かれたから
この本からどんな学びを得た?
読書中に取ったメモの一部を公開します。
- 計画はその通り実施して初めて意味がある。
- 過去の事実に立脚するのはアホ。
- 「できるだけ主義」ではなく「これだけ主義」でなくてはならない。
- 売値からコストが決まる(を決める)。
- トップが定めた目標に対して、各部門の予算や人員(コスト)が決まるのが自然の流れ。
- 知らせない計画はないのと同じ。
- 決まりが守れない理由の大半は、「忙しい」と「実情に合わない」。
- やらずにする批判に権威はない。
- 情報収集は最低限度ギリギリ必要な情報を。
- 死亡診断書ではなく健康診断書が組織には必要。
- 報告と手続は無駄を省くための手段であるべき。
- 問題は急性か慢性かで対処法が変わる。
- 問題、原因、対策、決定、結果はセットであるべき。問題提起だけであれば誰でもできる。
- 組織は事業の目標達成のためのチーム編成。
- 責任を果たすための権限は上司から獲得するもの。
- 部下は上司の仕事を積極的に奪え。
- 組織の単位は統合された一連の仕事ごとにすべき。
- 統合された一連の仕事をよりスケールさせていくことが必要。
- 職務分掌と文章の組合せが効果的。
- 経営者の意識すべき順序は、上・横・下の順。
- 金券ではなく時間券という価値観。
- 未来事業費を削っても現事業利益は変わらない。
- 財務分析において重要なのは比率ではなく傾向。
- 部下に責任を負わせることが最上の教育。
- アイデアは追い詰められた苦し紛れの産物。
- 礼というのは互いに交換するもの。
印象的な言葉やフレーズが多く、夢中で読める一冊です。日々の仕事にもすぐに活かせる考え方のヒントが多く盛り込まれていました。
読書感想
経営者の責任の重さや求められるスキルの高さを実感させられる一冊です。悪い意味ではなく、そのくらいやりがいのある役割・立場であることがわかりました。
この本に書かれている言葉をそのまま部下や後輩に伝えると、現代においてはなかなか相手にフィットさせるのが難しいでしょう。
言葉をそのまま伝えるのではなく、一倉定さんが意図するところをくみ取って言い換えることが大切です。将来経営やマネジメントに携わりたいと考えている方には、特におすすめの一冊です。
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